記事「プリンスのスーパーファンはまだ傷心の日々」を和訳していて、これって自分のことじゃない!?とビックリしました。
「いずこも同じ、秋の夕暮れ」かな

そもそも自分ってプリンスのファンだったっけな?とわからなくなることがあります。
一時的にショック状態なだけでは??と。
でも、ここまで気持ちが揺さぶられるってことは、やっぱり好きなんだろうなぁ。
ある日、気が済んだらパタっと止めると思いますので、もう少しお付き合いくださいませ

明日は満月ですね  
秋の夜長に、ニック・ドレイクのピンク・ムーンはいかがでしょうか。
プリンスはよく「孤高のアーティスト」と言われますが、ペイズリーパークに籠もりながらも、外の世界に対して自分を開いていましたよね。様々なミュージシャンと交流して繋がっていた。そもそも、創作する時や思索に耽る時は誰でも一人ですよね。

「孤高のアーティスト」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、このニック・ドレイクとグレン・グールド。この2人は外界との交流を断ち、ほぼ完全に自分の世界に籠っていました。

でも2人が紡ぎ出す音は、ただの楽器が出す音ではない。純粋な魂が凝縮されて宿った音とでも申しましょうか。魂が発露された純度の高い音。それでいて生命の歓喜すら感じさせる(特にグールド。ピアノでバッハを弾きながら鼻歌を歌っているのがバッチリ録音されている)。
たった一人ですごい世界観を表現しているのです。あいにく、2人とももうこの世にはいませんが。。


Nick Drake - Pink Moon 日本のCMでも使われていました
 

もう1曲行きます。
ギターと歌だけ、しかも宅録でこんな素晴らしい音を奏でることができるなんて。
夭逝してから評価が高まり、多くのアーティストがカバーしています。
良い音楽は必ずや見出されるのですね。

Nick Drake - Road 内気で繊細そうな顔
 

明日は塩風呂に入ろうっと♪
pinkmoon