プリンスがあちらへ行って5ヵ月が経とうとしていますね。
まだ5ヵ月...。

自分は決してプリンスの熱心なファンという訳ではありませんでしたが、
好きでした。

多くのオーバー40の方達と同じように、学生時代にヒット曲があちこちでかかっており、当たり前のように聞いていました。

あの日からしばらくは、プリンスの曲以外聴く気になれませんでした。
ドップリ浸って聴いて、膨大にアップされた動画を見まくって、ほぼプリンス漬け状態。
へぇ〜こんな曲も作ってたんだ!と驚きの連続(しばらくブランクがあったので)。

まるで、おもちゃ箱をひっくり返したかのようなワクワクする音の世界
プリンスに「君たちにもわかるかい?」と問われているようでした。

深掘りするにつれ、様々なアーティストと繋がっていたことを発見したりして。
プリンス自身が「総合芸術」のような人なので、今まで自分が吸収してきた知識、例えば音楽、映画、アート、文学から得た知識などが全て”繋がった”気がして(スティーブ・ジョブズ言うところの「点と点が繋がった」感じ*)、改めて違う風景を見せてくれたなぁ...と。
いなくなって尚影響力を持っている人。
素晴らしい音楽の世界を再認識させてくれ、世界を広げてくれたプリンスに、感謝の気持ちでいっぱいです。

最近は、ようやく別のアーティストの曲も聴き始めました。
20代のアーティストにもプリンスのDNAを感じたりして、あぁ、継承されているんだなぁって。

これからも音楽を聴き続けます!!

Thank you, Purple Prince.
Just tinking about you on a rainy day.


『パープル・レイン』で一番好きなバージョンをご紹介させてください(5:17から)。
コーラスの女性への視線テクも素敵ですが、ウェンディを見て微笑む場面(7:40頃。ウェンディは9時の方向を見ている)がたまらなく好きです。映画のシーンと重なりました。
愛用ギター、マッドキャットの音色もいいですね。
お召し物もよくお似合いでステキ

Prince Live At The Brit Awards - February 14th 2006



*「点と点をつなぐ」
 スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式での名スピーチより。 
 本物のイノベーターですね。感動

ミネソタ・バイキングス(NFL)のトリビュート『パープル・レイン』はこちら
  Minnesota Vikings honor Prince with a very purple halftime show   September 19, 2016

<9月22日追記>
コメント欄でリトルさんが教えてくださった 2009年7月18日 モントルー・ジャズ・フェスティバルでの『パープルレイン』もカッコイイ。
うわ、いいこれ(リトルさん、情報有難うございました)
  Prince 18 July 2009 Late Show (the montreux jazz festival) 1:22:37頃より)