東京・上野の東京都美術館で開催されている「ポンピドゥー・センター傑作展― ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―」に行ってきました。

ピカソ、マティス、ブランクーシからカンディンスキーなど現代アートまで、初めて見る作品ばかり。やはり本物が発するパワーはすごいですね。

中でもやはりというか、ピカソはすごかった。 『ミューズ』という作品なのですが、強烈な光を放っていて、筆のタッチもすごい。才気とエネルギーを感じました。

素晴らしい作品群とは別に、あれ?と思った作品があったのでご紹介しますね。 

展示室の一角に、天井からぼんやりした光を当てられているエリアが。
近づいて行くと壁には何もかかっていない。おや??

さらに近づいて行くと、どこかで聞いたことのある曲が。
プレートの作品名を見ると、エディット・ピアフ『愛の讃歌』とあります。

天井にはスピーカー。とてもやわらかい音質で『愛の讃歌』が聴こえてきました。
なんと、楽曲が作品として"展示”されているのでした。

なんという素敵な発想!さすがおフランス
音楽だって立派なアート。
展示されてもいいのですよね。
自分にはない発想だったので、これには感動しました!

たまには美術館に行くのもいいですね。心が潤いました。