5月22日(金)よりAmazonプライムで配信開始となるサイコスリラー・ドラマ「ホームカミング」シーズン2 主役を務めているジャネール・モネイ。プロモーションのため、先日NPR(アメリカ公共ラジオ局)のトーク番組に出演しました。


<インタビュー・ハイライト>
*DeepL翻訳サービスで日本語変換コピペ + 加筆修正しました。


クイアであり、誇り高き黒人女性であることを公の場で、そしてアカデミー賞で言えるようになるまでの道のりについて

私が対処していたことの一つに、育児放棄の問題があったと思います。.... 私が大人になってから対処したことの一つに、父が私の人生に出入りしていたことがあります。父とはとても仲が良かったのですが、ドラッグ中毒になり、刑務所から出てきてすごく病気でした。今は健康です。私たちはもっと良い環境にいます。そして、私は、私が心を開かなかったことが、これらの放棄の問題と結びついていたことに気がつきませんでした。... 家族は愛情深くても、捨てられたらどうしよう?と思った。私信仰心が強いバプテスト派の家系で 「異性愛者やバイセクシャルやクィアなら 地獄に落ちる 」という牧師の話を聞いて育ちました。家族がどう思うかと悩んでいました。家族に見捨てられたくなかった。父から見捨てられると感じて育ったように ...

自分を癒す必要があったからセラピーに通って癒しました。会話を通して癒されました。私の家族の誰もが 私であることの意味を理解しているわけではないと分かったのです。そしてLGBTQIA+コミュニティーの 一部であることの意味を理解していないことが分かりました。でも、私は彼らを教育していますし、彼らも分かってくれています。このような会話をすることで、アカデミー賞に立ち、自分が作った記録の上に立ち、今、私の人生のこの時期に私が代表するもののために立ち上がることができました。

* ジャネールは米国中西部カンザス州の貧困・犯罪多発地域で育った(カンザスは『オズの魔法使い』の舞台)

シングル「Make Me Feel」のコンセプト、バイセクシャルのアイデンティティについて

タキシード姿の私を見て、あるいは全部服を着た私を見て、尊敬の政治に利用しようとする人達がいたので、この曲で彼らを怒らせたらどうなるか見たかった。... このアルバムは、私を安全なカテゴリーに入れようとする人たちを排除するためのものだった。これがダーティ・コンピューターの台頭です ...

「Make Me Feel 」については、バイセクシャルであること、クィアであることを探求していますビデオの中の照明では、バイセクシャルの旗にオマージュを捧げています。私がやりたかったことの一つは、バイセクシャルのコミュニティやパンセクシャルのコミュニティに愛を示すこと、そして私が自分の人生の中でどこにいるのか、そして一般的にどこにいるのかを知ってもらうことでした。

彼女が以前に着ていたタキシードの象徴について

私は労働者階級の両親に敬意を表したいと思っていました。... 母は料理を提供していた。ケータリングの時はタキシードの制服を着ていました。父はゴミ拾いをしていて トラックを運転して 街の清掃を手伝っていた 両親はエッセンシャル・ワーカーだったので、私は早くから両親と制服を着ていた人たちに敬意を表したいと思っていました。... それが、黒と白のタキシードを常に着ていた理由の一つです。そして、女性らしく装うことや男性らしく装うことなどのジェンダー規範に反抗したかったのです。

 「Make Me Feel」🎵

2016年に亡くなる直前のプリンスとのコラボレーションについて
「Make Me Feel」は明らかにサウンドにプリンスの影響が感じられるが、プリンスをサンプリングしたのか?

いえ、サンプリングはしていません。プリンスは...彼が遷移する前に("transition"という単語を使っている)「Dirty Computer」で一緒に仕事をしていました。プリンスが手伝ってくれて、曲のインスピレーションを送ってくれて、何度も行き来していました。だから、彼が遷移してアルバムを完成させるのはすごく困難でしたが、完成させなければならないと思いました。歌詞や音楽や楽器やメロディがわからない時は、いつも "プリンスならどうするだろう?"と自問自答していました


(音声のみ↓ テキストは省略されています)------------

どのようにプリンスと知り合って、一緒に仕事をすることになったか?(16:56頃から)

『The ArchAndroid』(2010) が出る前、EP『Metropolis』(2008)が完成した後にショーに出たの。ラファエル・サディークのオープニング・アクトでパフォーマンスをした後2009年11月20日LA公演と思われる、鼻炎で気分が優れなくて楽屋にいたらドアをノックする人がいて「一体誰なの?」と思ったら、DJラシーダだった。手に携帯電話を持っていて「あなたと話したがってる人がいるわ」「OK。あなたは誰?なぜ、私が電話に出なきゃいけないの?」「いいから電話に出て」 鼻が詰まった声で「ハロー」と言ったら、電話の向こうから声がして「ハロー、ジャネール」「ハーイ。どなた?」「プリンスだよ(This is Prince.)「ごめんなさい、どなた?」「プリンス。君のショーに行けなくてごめん。時間を勘違いして...」「本当に?あなたは私のショーを観に来るつもりだったの?オーマイガッド」「そう、行きたかったよ。君の声が好きなんだ。特に君のジャズ・ボイスがね(I love your voice. Especially, I love your jazz voice)。君のキャリアの取り組み方が好きだし、君を見るのが好きなんだ(I love how you are taking controll of your career. I love watching you.)この時私は自分がどこにいるのかわからなくなって、イタズラ電話か何かかなって。とりあえず「ありがとう。」と言ったら、聞いて。今夜こっちに来ないか?君と君のバンドで。ジャムセッションしに来ないか?」私は「イエス、イエス、イエス」って。彼は電話を切り、私達はツアーバスに教会のバンドみたいに乗り込んで、皆ステージを終えたばかりの汗まみれの衣装に香水やコロンを振りかけてた。その夜 私達は(プリンスのLAの自宅で)夜中1時から朝の7時頃まで起きて、彼は自分の他のバンドメンバーとそこに立ってヒット曲を全部演奏してくれて、それから私達にマイクを渡して、一緒にビリヤードもした。その時のことを考えると...とてもエモーショナルになるわ。なんて素晴らしくて美しい夜だったんだろうって。

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トランプ氏が当選した後、「ダーティー・コンピューター」のレコーディングを止めかけたことについて

初めて恐怖を感じた時でした。アトランタに住んでた 白人至上主義者やネオナチが 黒人の子供の誕生日会に行って 南部連合国旗を掲げていました。当時は国中が騒然としていたけど、私のような人種差別や性差別、外国人恐怖症、イスラム恐怖症など、彼らが象徴するものすべてに反対する人々に、これが彼らを鼓舞することになるのかどうか、私にはわかりませんでした。私は知らなかったのです。それで不安発作を起こし始めたんだけど、それに負けずに済んだことに感謝しています。このアルバムは、私が引き下がるつもりはないし、私たちが引き下がるつもりもないし、黙って静かになって、この大統領がこの国を引き裂いて、この国を作った人々を引き裂いていくのを見ているつもりもないんだということを扱っています。

私の先祖がこの国を築いた。ホワイトハウスの建設を手伝った。私はアメリカ人であり、私からそれを決して奪うことはありません。逃げも隠れもしない 支配されたくない。

 「Americans」🎵

演劇キャリアや地元カンザスの話 割愛します
 → ドラマ「ホームカミング」、映画「ムーンライト」、カンザスからニューヨークへ移り住んでミュージカルを学んだこと、家族や地元のことなど率直に語っています。母親からもらった手紙や祖母のエピソードも紹介。


 1st アルバムから「Sincerely, Jane」🎵

インタビュアーがティンパニーやフレンチ・ホーンを使ったこの曲のアレンジが素晴らしい!と褒めると、(移住先の)アトランタではシンフォニーオーケストラの演奏をよく聴きに行っている。カンザスでは厳格なバプティスト派の価値観で育ったが、異なるスタイルの音楽を聴く機会に恵まれ様々なカルチャーから学んできた。ヒップホップやラップの曲と同じように、ストリングスのアレンジやティンパニー、オーケストラの演奏を聴くのが好き。そしてジャズも好き、と。7月にハリウッド・ボウルでLAフィルハーモニックと共演するはずだったが、延期になったそう。

コロナウイルス流行中の今の様子について

自分のスケジュールを見て、起きていないことを全て消していかないといけないし、経済的にも、その多くが私を苦しめています。でも、例えば、5人の子供を持つシングルマザーが解雇されたような状況ではありません。だから、私がしている事は、理解しています。 そう、私たちは皆、それぞれの段階を 乗り越えていて、それが私たちに影響を与えています。でも聞いてください、私たちは力を合わせて助け合わなければなりません。私は今、音楽を作っていません。音楽は自分の現実に根ざしているから、インスピレーションが湧いてこないんです。... そして今、私は現実を把握するのに苦労している。この新しい現実を理解するのに苦労しています。今はこの政権に頼ることはできないと悟っています。科学者の言うことを聞かなければなりません。そして、真のヒーローたちを高揚させ続けなければなりません。私たちの中心的な労働者である看護師、医師、そして私たちのために 食料を届けてくれている人たちです。私たちが必要とするものを確保するために、命と健康を危険にさらしています。



(参考動画&記事)

プリンスとの出会いについて  
ほぼ同じことを言っていますが、NPRの音声の方が臨場感があります。
「今でもプリンスの存在を感じる。この旅路において一人じゃないと感じるわ。」



自分を受け入れること、声に出して生きていくこと 〜 LGBTQ+ コミュニティの代弁者として声をあげ続ける、モネイの素顔と行き先に、盟友であるアーティスト・リゾが迫った」〜 Wired Japan 2019.10.19


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ジャネールの声は思ったより低く落ち着いたトーンで、大人の思慮深さを感じさせますね。
プリンスとの会話を再現しているところでは、思わずうるっとしてしまいました  I love watching you. こんなこと言われたら気絶する...


(補足説明)

Cindi Maywether(シンディ・メイウェザー)....ジャネール・モネイのアルターエゴであるアンドロイドの名前。1st アルバム『Metropolis』の主人公。このアルバムは1927年の映画『メトロポリス』にインスパイアされている。
  → ペイズリーパークの編集室『メトロポリス』のポスターが飾ってありました。プリンスも好きな映画だったのでしょうね。


Metropolis: The Chase Suite (Spec)
Monae, Janelle
Bad Boy
2008-08-12



・LGBTQIA ...性的マイノリティが多様化しており、現在はこの呼称も使われるようになったみたいです。自身のセクシャリティ(性的嗜好)はパンセクシャル(全性愛)と表明。クリスと同じ!コラボ希望

・ブラック・クィア・アーティスト ... インタビュアーはジャネールを度々こう紹介していました。


2019年7月24日 Zepp Divercity Tokyo公演にて
LGBTQIA の象徴であるレインボー・フラッグ色🏳️‍🌈の照明
Janelle





















ライブレビューを書く時間がなかったので...💦
『2001年宇宙の旅』冒頭シーン "人類の夜明け" に使われた「ツァラトゥストラはかく語りき」と共に登場したジャネール。神か救世主か。バックダンサーは全員女性

プリンスのトリビュートは「パープルレイン」
唯一男性のギタリストはメイシオ・パーカー🎷の甥子さん
(フジロックのライブ映像より)



日本ではお母様を連れて京都 → 伊豆修禅寺(あさば旅館泊)などを周り、オフを満喫した模様

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Japan Speed!

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救世主ジャネール✨ 
歌唱力と身体能力が半端なかった
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7.20.18

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<ジャネール・モネイの近況>

2020年第92回アカデミー賞のオープニングでパフォーマンス
映画『グレイテスト・ショーマン』から「Come Alive」を披露。衣装は映画『ミッド・サマー』をイメージしたそう
白人ばかりのセレブの中で、ある種異様な光景でした。アメリカの人種差別問題は根深いですね


自宅隔離中にライブ配信
 



5月18日  アルバム『The ArchAndroid』リリース10周年


5月22日よりAmazon Primdeにて「ホームカミング」シーズン2 配信
ジュリア・ロバーツから主演がバトンタッチ


8月21日全米公開 映画『Antebellum』 → 4月24日公開から延期
『ゲット・アウト』『アス』製作者のタイムスリップ・ホラー



女優としても大活躍していますね。今週金曜日から配信される「ホームカミング」が楽しみです🎵



(関連記事)
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   ペイズリーパーク 編集室に『メトロポリス』のポスター

シェルビー・J、プリンスを語る
  プリンスとシェルビー・Jはジャネール・モネイのFirst Avenue公演を観に行き、公演後ジャネールはもちろんペイズリーパークへ → 2010年9月23日 First Avenue公演と思われます。