Christine and the Queens がプリンス他について語っている過去の記事を見つけました。

Christine and The Queens discusses Prince, feminity, and France in new interview」〜 May 10, 2016
  *映像あり
(対訳)

プリンスについて

『パープルレイン』を初めて観た時、その役柄に本当に驚いたのを覚えているわ。プリンスという個性は、ポップミュージックにおいてとても重要な存在だったと思う。性別を超えていて、異彩を放っていて、面白くて... 才能があり過ぎて本物とは思えないほどよ。

『パープルレイン』は
無駄のない動き、キラキラした輝き、なりたい自分になる自由など、私がポップミュージックで大好きな要素全てを称える映画だった。

プリンスの曲を聴くと、いつもセクシーな気分になるわね。


*別のインタビュー映像では、マドンナやプリンスがジェンダー, セクシュアリティーについて表現する扉を開いてくれたと語っていました。


女性であることについて

音楽業界で女性であることについて、また女性らしさの概念について、レティシエ(本名)は次のように語っている。

「"Christine"というコンセプトを作った時... 男性のロックスターと同じくらい自由になれるかな?女性は常に礼儀正しく、可愛くしてないといけない...という社会通念から自由になれるかな?ってカンジだったの。これって特に音楽業界では残酷なくらい凄いのよ。だから私にとって "Christine" は "ハーフレディ"という意味。"ハーフレディ"とは、基準的な女性とは違うということ。従来の女性のイメージを壊そうとしているの。違うタイプの女性ってどんなものか示そうとしてるのよ...。女性が徐々に世界を席巻してきているけど、女性には本当に色々なことができるんだって認められるにはまだ問題がある。女性は母親にもなれるし、上司にもなれるし、その気になれば尻軽女にも処女にもなれる。自分が望むものに自由になれるのよ。」


フランスの音楽シーンについて

続いて、フランスとフランス音楽についてレティシエはこう説明する。

「私はフランスの音楽シーンを盛り上げられると思ったの。今フランス音楽界はすごく活況を呈していて、様々な音楽ジャンルの融合がブームになってきてる。皆フランス語で歌うことの意味を再構築するような曲を聴いてる。フランス人は以前までフランス語を言語として意識するあまり、ポップスやラップに使うのを恐れていたように思うけど、今フランス語は新しい熱狂の風が吹いていて、いい意味で(音楽に)大量に使われてる。」


BBC 2 "Later... with Jools Hollandショー"でプリンスの追悼(2016年4月26日)
Field Music, Gregory Porter も出演
(記事「Watch performances from last night's Later... with Jools Holland from Christine and The Queens and Field Music, as well as Gregory Porter's Prince tribute」〜 The Life of Best Fit  April 27, 2016)


Christine and the Queens - Titled / I Feel For You



海外の若手アーティストは『パープルレイン』を観てプリンスを知った、、というパターンが結構あるような...。米国人ラッパー(誰か忘れた)は映画館で観てのけぞったと言っていたな。ケーブルテレビでも定期的に放送されるのだろうか。今のティーンが観てもあの個性は強烈よね😅💦

クリスはジェンダーや音楽ジャンルという既成概念の枠に囚われない、自由な精神の持ち主のようで、こういう人は大好きです💕ミュージシャンシップや美意識もかなり高いと見た。


先日はトラヴィス・スコットの「Highest in the Room」をカバーしていました。
正にジャンルレス!
髪型やファッションがシックで素敵💕さすがフランス人🇫🇷
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Morning after 4/20. Covered @travisscott up close and personal 🖤💧

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