1月に英BBC Fourで放映されたスチュアート・コープランド(ザ・ポリス)によるドラム・ドキュメンタリー『On Drums... Stewart Copeland !』シーラ・Eが出演し、ファンク・ミュージックの解説をしています。

 JBに始まり、KISS💋で締める🎵

* 英語字幕あり

(サマリ)
自分にとってファンクのリズムと言えば、まずジェームス・ブラウン(実演する)

(スチュ: タイトだね。)

ファンクとはシンプルであるということ。フィーリングよ。
ファンク・ミュージックを演奏するということは、ゴーストノート
(Ghost Notes = 楽譜で表現されないようなかすかな音)を間に入れるってことなの。

(実演して)こんな風にリズムにパターンがあれば、そこにゴーストノートを加えるのがファンク。演奏しだすと、ファンキーになっちゃう。

(スチュ:ポップ・ミュージックよりもビートに遊びを入れられるんだね?)

空間にビートを入れる。でも、控え目にね(less is more)。盛り過ぎずに。
規律があるとすれば、演奏しないようにする時にこそある。
パターンの間における空白部分が、ファンクのリズムにおいて一番重要な部分よ(「KISS」を演奏し始める)
 
→  いわゆる "タメ” を入れた黒人独特のリズムのノリ ⇨ グルーヴ という事でしょうか(ネット情報より)。ジャズでもグルーヴ(リズムのうねり)って言うよなぁ... 
 
 ※ グルーヴ(Wikipediaより一部引用)
ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。語源は(アナログ)レコード盤の音楽を記録した溝を指す言葉でうねりの感じからジャズファンクソウルヒップホップなどブラックミュージック音楽演奏に関する表現に転じた言葉である。現在は、素晴らしい演奏を表す言葉の1つとして、ポピュラー音楽全般で用いられる。
グルーヴを構成する要素としてはリズムテンポシンコペーションアーティキュレーションなどが挙げられ、主にリズム体ベースドラムスパーカッションなど)を対象とした概念である(例:グルーヴィーなドラミング、など)。「ノリ」(乗り)を表す言葉である。ジャンルによって感じるグルーヴは様々で、グルーヴ感の会得は、演奏者にとって必要不可欠な要素のひとつである。
(中略)リズムをどの程度先走るか、遅らせるかは楽曲により、ジャンルにより、ミュージシャンにより、またその場の状況によって違ってくる。遅れ方が大きいほど、ミュージシャンの間では「重い」などと表現する。演奏家同士がアンサンブルを行う際は、お互いにこのズレを読み合ってバンドとしての「ノリ」を作り出すのである。(中略)スネアドラム打点のズレ、時間差だけでなく、等差でも、刻んだリズムのどこにアクセントを置くか、音の大小の違いでも、グルーヴは生まれる。このように、数学だけでは割り切れないリズムの要素、リズムの感覚全体を指してグルーヴと呼ぶ



スチュの納得した、満足そうな表情がいいね👍
ファンクとはノリやフィーリングの音楽なのですね。
それだけにプレイヤーのセンスが問われそう💦 ブラックの人達の天性のリズム感や躍動感が反映されるのでしょうね。

二人のジャム・セッション映像もあります。


(ご参考:シーラ・Eが解説で演奏している曲)

James Brown - Cold Sweat - Live 1968
やっぱりJBカッコイイですね👍源流にこの人あり。ファンキー・ドラマー、クライド・スタブルフィールドのソロ演奏が素晴らしい


音源  Cold Sweat Part 1 & 2
JBの曲は全て同じように聴こえるのが玉にキズ...💦


Prince - Kiss (Official Music Video)
リズムはパターン化している印象が... タイトでファンキーなカッティング・ギターがミソかな。「Kiss」と シンニード・オコナー「Nothing Compares 2U」のビデオクリップは当時MTVやバーでヘビロテされ過ぎて、見ても何も感じね〜(マヒしてる)


Guitar Magazineアーカイブスより引用
「Kiss」では最小限で非常に効果的なギターを組み込むことで展開ごとにノリ(→ グルーヴ)を変える見事なアレンジ・テクニックを披露している。


(オマケ映像)JB, マイケル, プリンス 夢の競演
JB calles MJ and Prince on stage



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クライドさんは一度だけプリンスのスタジオで演奏したものの、特にプリンスとの付き合いはなかったので「なぜプリンスが援助してくれたのか今でもわからない」と語っていたそう。

・「"ファンキー・ドラマー"こと、クライド・スタブルフィールドが逝去
 〜 Waxpoetics Japan  2017年2月19日

Prince Paid Off 'Funky Drummer' Clyde Stubblefield's Medical Bills
 〜 Billboard  April 27, 2016
パブリック・エネミーFight The Powerにドラムのサンプリングが使われています。

メイシオ・パーカー日本公演決定
  伊達男メイシオ。サックス🎷は芳醇な音色でさすがでした。
  レイ・チャールズになりきってた😎👍