プリンスの"自己破壊と再構築"を歌ったと思われる「Breakdown」の歌詞和訳参ります♪ 

あ、歌詞はちょこちょこ修正しています💦 
あくまで私の解釈です。自己満足の世界なのでご了承くださいませ。

プリンスの歌詞和訳に絶対これが正しいという正解はありません!
誰が訳してもあくまで推測の域を出ない。人それぞれの解釈があってよいのだと思います。
 
真意は本人しかわかりません。恐らく本人も感覚で書いているように思います。
なので、深読みのし過ぎ、拡大解釈をしないように気をつけます🙇 が、人の常として先入観や思い込みはあるかもしれません。
また、ただの音楽好きで、プリンスをずっと聴いていたわけではないので背景知識を把握しておらず、ポカや、単純に誤訳もあるかもしれません。

(ご参考)

歌詞の解釈について


以下3点を注意しています。
  ※ 歌詞に書いていないことは書かない。
  ※ なぜ他の単語ではなく、この単語なのか?を常に意識して訳す。
   例えばこの歌詞では、なぜ go down, feel downじゃなく"break" downなのか?
  ※ そもそも英語を日本語に訳す時点で "Lost In Translation(翻訳する過程で失われるもの)" が生じるので、若干意訳になっても日本語でしっくりくる言葉に置き換える。

趣味で何アツくなってるんですかね、私ったら💦 

プリンスに思い入れの強い方が多いのは重々承知しておりますが、当ブログを読んでマジになり過ぎないでくださいね💦 ただの素人の音楽ブログです〜。適当にスルーしてくださいませ〜


BREAKDOWN
Art Official Age収録)

【演奏】 Prince Vault より

  • Prince - all vocals and instruments, except where noted (assumed)
  • Joshua Welton - unidentified instruments (assumed)
  • Andy Allo - background vocals
  • Stringenius - strings


 * アンディ・アローのコーラスはピンク

Listen to me closely as the story unfolds
This could be the saddest story even been told
I used to want the house with the biggest pool
I've been missing out I just feel like a fool

これから話す物語をよく聞いて
今までで一番悲しい物語
昔は大きなプール付きの家が欲しかったけど
手に入れ損ねた  まるでお馬鹿さんのような気分(そんな物語)

Keep breaking me down, down, down
Keep breaking me down, down, down
Keep breaking me down, down, down
Keep breaking me down, down, down

僕を壊し続けていく
僕を壊し続けていく
僕を壊し続けていく
僕を壊し続けていく

I used to throw the party at the New Year's Eve
First one intoxicated, last one to leave
Waking up in places that you would never believe
Give me back the time, you can keep the memories

大晦日によくパーティーを開いたものさ
最初に酔っ払って、パーティーを去るのは最後だった * 泥酔して最後までその場にいた
君なら信じられないような場所で目を覚ましたりしてさ
時間を返して  君の記憶に留めておけるように

Keep breaking me down, down, down
Keep breaking me down, down, down
Keep breaking me down, down, down
Keep breaking me down, down, down

僕を壊し続けていく
僕を壊し続けていく
僕を壊し続けていく
僕を壊し続けていく

Every book I've read said that I would meet somebody like you (Somebody)
Whenever I was sorry, so sorry for the things I used to do
A journal full of numbers that I used to go through
(A journal full of numbers that I used to go through)
(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7) all behind me now, all because of you (all because of you)

どの本を手にとっても 君のような誰かと巡り会うって書いてあった(誰か) チクタク時計の効果音
自分がしたことを後悔するたびにさ
僕を通り過ぎていった数字で埋め尽くされた日記  
* 女の子や電話番号の数字
(僕を通り過ぎていった数字で埋め尽くされた日記)
(1,2,3,4,5,6,7)今となっては過ぎ去ったこと、全ては君のためさ(全ては君のため)

Keep breaking me down, down, down (You keep breaking me, you keep breaking me down)
Keep breaking me down, down, down (I don’t wanna wanna wanna go, no, no, no, no)
Keep breaking me down, down, down (don’t wanna go) (But I've got to go) *モントルーフェスで入れている
Keep breaking me
down, dwon, down, down, down

僕を壊し続けていく(君が僕を壊し続ける、君が僕を壊し続ける)
僕を壊し続けていく(まだ行きたくない、ノーノーノーノー)
僕を壊し続けていく(まだ行きたくないよ)(でも行かなくちゃ)* モントルーフェスで入れている
僕を壊し続けていく
壊れていく、壊れていく、壊れていく、壊れていく、壊れていく

Baby, baby
See there's a door that you can walk through
Where there used to be a wall
I don't care, it's cool as long as you catch me baby 
(Catch me when I fall)
If there's ever a fall (down, down, down)

Closer to the breakdown (Closer to the breakdown)
the closer we get 
the closer we get (down, down, down)
the closer we get
the closer we get
To the breakdown

ベイビー、ベイビー
ほら、君が通り抜けられるドアがある
そこには かつて壁が立ちはだかっていた
もうかまわない、君が僕を受けとめてくれるならクールだから  ベイビー
(僕が倒れたら受けとめて)
倒れたら(壊れていく、壊れていく、壊れていく)

破壊に近づいていく破壊に近づいていく)
僕らは近づいていく
近づいていく(壊れていく、壊れていく、壊れていく)

近づいていく

近づいていく
破壊に向かって

--------------------------
・レーザーの効果音に注目 → 破壊している音
 
・I used to want the house with the biggest pool
  I've been missing out I just feel like a fool
 (昔は大きなプール付きの家が欲しかったけど
  手に入れ損ねた  まるでお馬鹿さんのような気分(そんな物語))
    → かつて物質的な豊かさを追い求めていた自分、でも本当の豊かさ、充足は手に入らなかった...ということを言っているのか?

『Art Official Age』の別の収録曲「TIME」に歌詞を一部挿入しています。芸が細かい!
うなる
 アンディ・アロー (「TIME」より)
  "
Keep breakin' u down down"(あなたを壊し続ける)
  "Down down down" (壊れていく、壊れていく、壊れていく)

(注意)
・歌詞の和訳は私が意訳したものなので、間違った解釈、誤訳などがある可能性もあります。ご了承ください。
・和訳は趣味で引用しており、歌詞の配布を目的としておりません。訳詞の転載はご遠慮ください。

歌詞を読んでも、なんのこっちゃよくわかりません。

Prince.orgをチェックしたところ、やはり解釈は人それぞれのようで、、

・鏡の前で自分自身に向かって言っている
・神のことを歌っている(You = 神)
・男女の別れについて歌っている
・自分の人生に落胆している
・自分の体の調子が悪い(体が壊れている)ことを歌っている。そうすれば辻褄が合う
など。ちょ、ちょっとどうなのよソレ

ネイティヴでもよくわからないなら、日本人がわかるかーっ。
まぁ、それがプリンスの歌詞ってことですかね。あいまいな表現で、聴く人の解釈に委ねる。想像する余地を残しておく。確かにいろんな曲を訳していると、辻褄が合わない箇所がしょっちゅう出てきて苦労します💦

検索していろんな人の解釈を読み、これが自分にはしっくりきたのでご紹介しますね。

「プリンスの自己破壊と再構築」

 Review: PRINCE - ART OFFICIAL AGE

(一部要訳)

この曲で、プリンスは過去の思い出を語っている。そして新しい女性と出会い、今や新しい心構えになっていると歌い上げる前に、代わりにこう言っている。

give me back the time, you can keep the memories
時間を返して。君の記憶に留めておけるように

"Breakdown"
は必ずしも我々が考える nervous breakdown(ノイローゼ、神経が参る)という意味ではなく、プリンス本人が自分自身を破壊して本質的な本当の自分になるように誰かが(彼女が)仕向けているように思われる。ここ最近の曲の中では、最も自分を深く見つめた曲の一つと言えよう。

お決まりの”7”の引用だが、彼が経験した女性関係や電話番号を示唆していると思われる。
このアルバムの文脈において、レーザー効果音の使用が効いている。



つまり、こういうことではないでしょうか?👓📖👆(あくまでこのライターと私の解釈です。ご参考まで)

しばし過去の若気の至りの行為を振り返り、あの頃に戻れれば君の記憶に留めておけるのに...とノスタルジックな感傷にふけりつつも、プリンスはこの新しい女性に出会ったことで、今までの自分の殻を破り、周りに築いていた壁をぶっ壊し、自分を根底から破壊し、より開放的で本質的な自分に生まれ変わろうとしている。全てはこの彼女の存在ゆえに。新生プリンス誕生✨のプロセス。


アルバム『Art Official Age』は全体的にプリンスの新境地を感じさせますよね。プリンス、変わろうとしてたんじゃね? 何考えてたんだろう?もっと知りたい。

追加 だいたい同じ解釈ですが...
【動画にあったコメント】
This the story of a man who got everything he ever wanted, only to find he was empty. That is until he found spiritual comfort that broke him down to his bare essence. That spiritual that would never let him fall.

かつて欲しい物を全て手に入れた男が、やがて自分は空っぽで虚しいと気がついた。自分自身を壊し、人生の不要なものを取り払いむき出しの本質的な自分になることで、精神的な安らぎを得た。精神的な安らぎは、決して彼を破綻させる(倒れさせる)ことはないだろう。

(関連記事)
【クリスマス限定】モントルー・ジャズ・フェスティバル2013
 
「Breakdown」を歌っている時に

 「Montreux, you can keep the memories.」
とオーディエンスに語りかける(心臓の上に手を置いて「ハートにきざんでよ。僕のこと忘れないで」と)

 はにかんだ笑顔...少年みたい。抱きしめたいっ。

動画アップされてました!

The breakdown - Montreux 2013

アルバムにはない "But I've got to go(でも行かなくちゃ)" というフレーズを入れている。
プリンス、感極まって涙出たのかな
基本「パープル・レイン」の頃からシルエット変わってない✨




Prince chat with Arsenio 05/03/14
アーセニオ・ホールから「お気に入りの曲は何?演奏する度にシビれる曲は?」と聞かれ、プリンス「いつも"次の曲"と答えてたんだけど、ちょうど書き上げたばかりの曲があって「Breakdown」。今はそれだね。」(2:20頃から)