今度は英チャンネル4でドキュメンタリーを制作、放送するようです。
「プリンスの新たなドキュメンタリー『Prince's Last Year』が英国で放送へ 」
〜 amass 12月1日
「プリンスの「最後の1年」を記録したドキュメンタリーの制作が発表」
〜 bmr 12月2日
こちらのほうが詳細出ています。
* 2015年にプリンスがホワイトハウスで演奏したシークレット・パーティーのニュース映像あり
今年放送された英チャンネル5のドキュメンタリー『The Prince Story: Icon, Genius... Slave』がアップされていたので観ましたが、結構リアルに再現しているので心の準備ができていない方は観ないほうが良いです。
手前味噌ですが、当ブログの「プリンスを語る」「GQ誌:友人たちが語るプリンスの素顔」を忠実に再現したような内容なので、あえて観なくても良いかも、、と思ってしまった。
関係者のインタビューも、あくまでその人の主観によるプリンス像なので、本当のところは本人でないとわかりません。
皆一様に「プリンスは孤独だった」と言っていますが、人との距離の取り方は人それぞれだし、大勢の輪の中に入って騒ぐのが好きな社交的な人もいれば、静かに過ごしたい内向的な人もいる。本人が満足していれば、他人がとやかくいう問題ではないですよね。
確かに、プリンスは誰よりも愛を渇望しながら、なかなか得られなかった...というのはあるかもしれませんが...。誰だって光もあれば影もある!ましてや、スターならなおさら。要はどちらにスポットライトを当てるかですよね。人生は見方によって悲劇にも喜劇にもなりうる(参考:チャップリンの名言)。
大好きな音楽に没頭して自己表現し、大成功を納め、自身のレーベルを立ち上げ誰からも指図されず好きなように創作できて、これだけ世界中のファンに愛されているのだから、充実した人生だったのではないでしょうか。
才能があっても、世間から正当に評価されず、不遇で貧しいまま終わったアーティストなんて山ほどいますからね。むしろそちらのほうが多数派ですよね。でも本物なら、やがて後世の人達に見出される(参考資料:マーティン・スコセッシ製作/ヴィム・ヴェンダース監督作品『ソウル・オブ・マン』)。
今年公開される予定だったドキュメンタリー映画『Prince: R U Listening?』は、来年公開されるのかな? 続報はないとのことですが。影の部分ばかりではなく、光の部分にもスポットライトを当てて欲しいなぁ。