『Around The World In A Day』のアルバムカバー・デザインについての詳細が、ペイズリーパークの公式FBにアップされました。
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(サマリ)
1985年、プリンスはキャリアの大きな転換期にいた。『パープル・レイン』の映画とサウンド・トラックの両方が大成功を収め、プリンスは一躍世界的なスターダムにのし上がった。 ザ・レヴォリューションとの「パープルレイン・ツアー」は信じられないほどタイトで、非常にリハーサルされたものだったが、アンコールはますます長くなっているようだった。プリンスは常に休むことのないアーティストであり、新しい方向性と新しいサウンドを求めていたのだ。

『パープル・レイン』の次にリリースされた『Around The World In A Day』は、サイケデリックで、広がりがあり、どんどん形を変える(shape-shifting)収録曲から、アルバムカバーのデザインに至るまで、たゆまぬ創造性と芸術的な実験に根ざしたものだった。

『パープル・レイン』の映画やツアーにも携わっていたアーティスト、ダグ・ヘンダースがデザインした『Around the World in Day』のカバーアートは、部分的にはビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に影響を受けていたが、もともとはプリンスの頭の中にあったコンセプトに基づいてデザインされたものだった。

「プリンスは俺にリストをくれたんだ。」ダグ・ヘンダースは以前レッドブル・アカデミーでこう語っている。
(リストには)泣いている老婆、地球(earth)をジャグリングしているピエロ、天国にかかっている梯子。2つの方法が考えられた。コラージュか超現実的な風景画。超現実的な風景画のほうを選んだよ。少し『サージェント・ペパーズ』みたいな感じのね。」

ヘンダースはアルバムカバーの人物モデルとして、プリンスのツアーメンバー(ウェンディ・メルヴォワン、スザンナ・メルヴォワン、シーラ・E.を含む)のポラロイド写真を撮った。彼自身もポーズをとって写真に写っている(ジャケットの右側にいる白いギターを持って、雲のスーツを着た男性と同じポーズ)。

このカバー・デザインは、ヘンダースが「パープルレイン・ツアー」から離れて、ロサンゼルスのホテルの部屋で手描きしたものだ。ミネアポリスに戻る時に、レコードレーベルに飛行機の席を余分に予約するよう依頼した。プリンスに無事に手渡せるように。

アートワーク・クレジット:Doug Henders


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ポラロイド写真を撮ってたなんて知らなかった!

ダグさん → 白いクラウドギターを持った雲のスーツの男性

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妖艶なシーラ・E. → おっぱいの下にいる赤毛の女性
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スザンナ・メルヴォワン → バイオリンを弾いている女性。そのまんま!
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ウェンディ・メルヴォワン? → 泣いている老婆(プリンス曰く、ジル・ジョーンズがモデル)
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Around The World In A Day :アルバムジャケット
  登場人物について、プリンスがジル・ジョーンズに説明しています。