久しぶりにプリンスの動画をチェックしていたら「1883年 ファースト・アヴェニュー公演」の映像がアップされていました。音源は聴いていましたが、映像もあったのですね。感謝🙏  かなりメイク濃いけど

プリンス&ザ・レヴォリューション 83/8/3 ミネアポリスFirst Avenue公演のライヴ音源10曲がリスニング可」 〜 amass  2016年7月8日


この公演で、プリンスはジョニ・ミッチェルの名盤Blueに収録されている「A Case of You」のギターバージョンを披露しています。ちなみに『Blue』はベックも大好きなアルバムです。

ジョニは一時ジャズに傾倒して、ジャズアルバムも何枚か出しており、そういう点でもプリンスは影響を受けたのかもしれませんね。

プリンスがジョニ・ミッチェルのトリビュートアルバム(とOne Nite Alone」)で披露したピアノ演奏によるカバーも好きですが、ジョニの原曲に軍配を上げさせていただきます。

あぁ、なんていい曲なんでしょう。

歌詞もいい。プリンスがしばしばジョニの歌詞にみられる叙情性に影響を受けたのも納得です。

(ご参考)---------------------------
2015年当時、プリンスが選ぶお気に入りアーティスト10人に入っています
http://ew.com/article/2015/09/15/prince-10-favorite-artists/

 ジョニ・ミッチェルについて
Prince: "She's genius, the way she tells a story, paints a picture with just a few chords—she puts so much in there."(彼女は天才だよ。ストーリの語り方、少しのコードで鮮やかに表現できるところなんか...そこに注力しているよね)
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1883年 ファースト・アヴェニュー公演、ジョニ・ミッチェルのトリビュートアルバム共に一番を飛ばして二番のみ歌っています。

Oh I am a lonely painter
I live in a box of paints
I'm frightened by the devil
And I'm drawn to those ones that ain't afraid

私は孤独な絵描き
絵の具箱の中で暮らしている
悪魔に怯えているから
そんなのを恐れない人に惹かれるの

I remember that time you told me, you said,
"Love is toching souls"
Surely you touched mine
'Cause part of you pours out of me
In these lines from time to time

あなたがこう言ってたのを 思い出す
「愛とは魂にふれること」
確かに あなたは私の魂にふれたわ
だからあなたの一部が
ときどき  私の中からあふれ出してしまうの

Oh you are in my blood like holy wine
You taste so bitter and so sweet
Oh I could drink a case of you, darling
And I would still be on my feet
Oh I would still be on my feet

聖なるワインのように  あなたは私の血の中を流れている
とても苦くて とても甘い
あなたなら1ケースだって飲み干せるわ  ダーリン
それでもまだ  こうしてちゃんと立っていられる
きっとこの足で立っていられる


ジョニは、当時つき合っていたグラハム・ナッシュと別れたあとにこの曲を書いたようです。別れてまだ未練はあるけど、大丈夫やっていけるわ、と自分に言い聞かせていたのかな。

私も二番が一番琴線に触れる部分なので、プリンス一緒じゃん❤️
ロマンティストなプリンスがいかにも好きそうな歌詞だもんね。Love is touching souls..とかたまりません。
you are in my blood like holy wine も官能が匂い立つ素晴らしい表現。

Joni Mitchell-A Case of You



ライブ映像




こちらは、美貌の絶頂期にあったニコール・キッドマンが歌う「A Case of You」。なかなかいいです(映画『プラクティカル・マジック』より)



プリンスが常連だった、ミネアポリスのレコードショップ Electric Fetusにあった『Blue』
joni




















そういえば、グラハム・ナッシュは2015年に来日した時バラカンビートに出演して、ジョニの病状を語っていたな。クロスビー、スティルス&ナッシュの国際フォーラム公演を観ましたが、ハーモニーが素晴らしく、それぞれのソロもよかった。
ニール・ヤングがいないのがちょっと残念だったけど
グラハム・ナッシュは背が高くて物腰が柔らかく、いい男だったなぁ❤️ 若い頃はさぞかしモテたことでしょう。恋多き女ジョニは伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアスとも付き合ったのね。確か自分のアルバムで起用したよね。

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  *「A Case of You」の歌詞解説あり
プリンスの歌う『A Case Of You』
(一部引用)
ギタープレイヤーというアメリカの雑誌では、ジェームス・ブラウンのファンク・ギターにジョニ・ミッチェルのコード進行の使い方をギターで覚えると、プリンスのスタイルに近づけると書いてあった。
ジョニ・ミッチェル「コヨーテ」