写真のエピソードを和訳しました。
(原文:https://www.facebook.com/peopleofpaisleypark/posts/335680296849471

プリンスが常連だったミネアポリスのレコードショップ、Electric Fetusにて(2016年2月2日)
隣にいるのは友人のポルトガル人シンガー、アナ・モウラ(Ana Moura)
16-aprile-2016-prince-electric-fetus-record-store-day



















今年2月2日、ミネアポリスは吹雪に見舞われた。しばしば起こる自然現象で、実際の吹雪は気象予報士が予測したより大事ではなかったが、35W(インターステイト=州間ハイウェイ)はまだ駐車場と化していたので、俺は途中エレクトリック・フェイタスに寄ってレコードを買い、町を通って家に帰ることにした。だってレコードは素晴らしいものだから。吹雪の中でも自分のための場所がある。それはほとんど事実だった。

店内には全部で3人の客がいた。プリンス、彼のアシスタント(実際にはシンガー。後日訂正)、そして俺だ。まずこう思うだろう。「あれはプリンスっぽいけど...いや、あり得ない。」でも、それはプリンスだった。店員は通常どおりビジネスライクに装っており、俺は自分の選択肢をじっくり考えた。

(1)「プリンスですか?と聞く」直ちに拒絶されるだろう。彼にとっては自明だから

(2)「あなたの作品が大好きです。80年代にノース・ダコタの小さな町の子供の人生を変えました、と言う」あまりにも明白で”崇拝している”感じ。これまでに何百万回も経験したに違いない。

(3)「一緒に写真を撮ってもらえますか?と尋ねる」クールじゃないし、拒否される可能性が高い。誰だってプリンスとの唯一の交流を、拒否されて終わりたくない。

彼のアシスタントが最終的に買うCDを選び、彼らが店から出て行こうとしたので、俺は単に彼に感謝することにした。

「ヘイ、ミネアポリスのために素晴らしいことをしてくれて有難う(Hey, thanks for all the great things you do for Minneapolis.)。」

彼は答えた。「クール。ありがとう(Cool. Thanks.)

彼は親切で腰が低く、光栄に思ったようだ。店を出て行く直前に、私はこの写真を撮った。ああ、わかってるさ。完全にストーカーの行為だって。でも相手はプリンスだぜ。そして今日証明されたとおり、明日のことは誰にも約束されてはいない。

RIP プリンス、音楽やミネアポリスのためにしてくれた全てのことに有難う。 

-----------------------

店員のお姉さんによると、ブリザード(大吹雪)の日にプリンスがやって来て、店内はプリンス一人だったそう(アナに気がつかなかったのかな?)。かかとが光るスニーカーを履いてきたそうです
 大吹雪の日に来るなんてチャレンジャーだわ、と言っていました(笑)。

先日サーストン・ムーアを通りで見かけて話しかけた時もそうでしたが、実際にアーティストに遭遇すると頭の中が真っ白になるんですよね。一瞬の出来事だけど、風景がスローモーションに変わって「何か言わなきゃ、言いたい」と焦り💦 心臓がバクバクしながら話しかけるけど、気の利いたことが言えず撃沈...

この男性は冷静に選択肢を考え、しかも素晴らしいことを言っている 日頃からそう思っていたのでしょうね。これは、プリンスも嬉しかっただろうなぁ。

欧米ではスターも「自分達と同じ対等な人間」と考えるからか、あまり特別視しないで平気で話しかけたりしますね。私も同じように考えているので、つい話しかけてしまいます  調子に乗らないよう、分をわきまえなければ...


プリンスの皮ジャンと手袋を身につけたアナを、プリンスがパシャリ⚡️
(SERPAN99さん、いつも一生懸命プリンスの情報発信してお疲れ様です🙏)


54




























(関連記事)
ミネアポリス旅行記 (プリンスのあしあと):4日目