2017年5月3日(水)〜5月9日(木)  ミネアポリス旅行記 (プリンスのあしあと)

【3日目】5月5日(金)

今日はミネアポリスの姉妹都市、セントポール観光です。

ホテルの朝食は典型的なアメリカン・ブレックファースト。パンコーナーにはマフィンやカップケーキぐらいしかなく、パンケーキは山ほどありました。アメリカ人の朝食はパンケーキが主食なのかな?あとはシリアルか。スクランブルエッグの味はほとんどなく、塩コショウで各自味付け。うーん、これぞアメリカン

プリンスも好きなパンケーキ💜
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アメリカのパンケーキは生地が薄っぺらくて素朴な味。大好き♪
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朝食後、ダウンタウンにある観光局へ地図をもらいに行きました。

プリンスコーナー
新刊『Dig If You Will the Picture』と関連グッズが並んでいた
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ミネアポリスの地図やメトロ&バスの路線図、ポストカードや地元のお土産商品が充実していましたが、セントポールの地図は置いてありませんでした。

地元の音楽ジャーナリスト、Jim Walshさんの新刊(音楽コラム集)をお買い上げ。プリンスのことも書いてあったけど『Gold Experience』に掲載されていたのと同じ記事かな。U2に関する記事が面白かったので、機会があればご紹介します
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メトロ・ライトトレイルのグリーンラインでセントポールへ移動 🚃 💨
ミネソタ大学を通るので、車窓からの風景を楽しめました。カフェやレストランが沢山あり、学生で溢れてて活気があった。かなり大きな学生街ですね。

Capitol/Rice St.駅下車
駅を降りると右手にミネソタ州議事堂が見えます
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散策スタート🚶 坂を上がっていき

ミネソタ歴史センター
以前プリンスの衣装が展示されていたようなので訪れましたが、広すぎて迷ってしまい、時間がもったいなかったので早々に退散 今でも展示されているのかな?HPを見たけどわからなかった
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ミネアポリスでもセントポールでも、この樹をよく見ました
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色違い?この樹もよく見た
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セントポール大聖堂
バチカン市国のサンピエトロ寺院を模して造った大聖堂とのこと。
これだけ巨大な聖堂はアメリカでも少なく、ジョン・F・ケネディが訪れたこともあるそう
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中に入ると礼拝堂
厳かな気分になります。椅子に座って少し休憩
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ステンドグラスが綺麗でした
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近くにある鉄道王ジェームズ・J ・ヒル邸   逆光で見えにくくてスミマセン..
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入場料を払うと3部屋見られます(絵のコレクションもあり)。もっと部屋を見たい場合は、有料でガイドツアーがあります。所要1時間半だったかな?英語のみ
この邸宅を起点にして豪邸が並ぶ長〜い道が続きますが、その中にセントポール出身の作家 F スコット・フィッツジェラルドが処女作を執筆した邸宅もあります。
フィッツジェラルド邸があるのを知らなかったので、歩いてダウンタウンに向かいました。

高台から臨むセントポール、ダウンタウンのビル群
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坂を下ってダウンタウンへ🚶

プリンスが公演したXcel Energy Center
とても大きくて、モダンなデザインのスタジアムでした
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とにかくデカい。側面の入り口。スクールバスがずらーっと並んでいた
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20分ほど歩いてダウンタウンの中心部に到着
ヨーロッパ調の街並みが素敵です
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行政都市だけあって、歩いている人達も知的な感じ
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公園にはフィッツジェラルドのブロンズ像 
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スヌーピーのキャラ像
作者のシュルツさんはセントポール出身
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プリンスがピアノで弾いた「ライナス&ルーシー」♪ じゃなくて、ライナス&サリー
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可愛いキャンディーを沢山売っている CANDYLAND
ミネアポリスのダウンタウンでも見かけた気がします。
今年6月にはプリンスの音楽への多大な功績を祝してパープル・ポップコーンを販売。利益はプリンスが支援していた「Bridge for Youth」へ寄付したようです。なんて素敵なんでしょう!
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Palace Theatre

5月9日にジーザス・アンド・メリーチェイン公演。行けなくて残念!
8月17日にはベックが公演予定です❤️
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フィッツジェラルド劇場(The Fitzgerald Theater)

今回は訪れませんでしたが、6月17日にメイヴィス・ステイプルズが公演した時の様子はこちら
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ベーグル専門店(NYに比べると味はイマイチ)でランチをサクッと食べ、ランドマークセンター(Landmark Center)内にあるセントポール観光局へ。
セントポールの地図や観光情報が充実しているので、一通りざっと見る。"フィッツジェラルドゆかりの地" のパンフレットを発見!早速案内カウンターに座っている女性(上品なおばあさん)に聞いてみることに。「フィッツジェラルドはセントポールではあまり大事にされていないのよ。すぐニューヨークへ行っちゃったから」と。ずるっ  でもせっかくの機会だから、一時期住んでいたお家へレッツゴー♪

ウーバーを呼び移動🚗💨
振り出しに戻り、坂を上がってセントポール大聖堂、ジェームズ・J・ヒル邸を通り、数々の大邸宅を通り過ぎること10分〜15分。ドライバーさんとキョロキョロしながら探していると👀、古い建物が見えてきました。車を止めてもらい写真をパシャリ⚡️

フィッツジェラルドが処女作『楽園のこちら側』を執筆したタウンハウス
周りは今風の家ばかりでしたが、このタウンハウス(共同住宅。長屋)だけは当時のまま残してあり、一気にタイムスリップした気分に。独特の雰囲気があり、妖気のようなものが漂っていました。若き日のフィッツジェラルドがここで執筆したんだなぁ...と感激
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フィッツジェラルドの家は一番左
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National Historic Ladmark  に登録されています
中は公開されていませんでした
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セントポール観光終了。美しい街並みが気に入りました。ヨーロッパっぽくて落ち着く。今回はシーズン外でしたが、ミシシッピー・クルーズも楽しめますよ♪

【ご参考】
ファム(プリンスファンの呼称)の方がセントポール観光された時の様子はこちら
*リンク掲載はご了承いただいております
ミネアポリスの旅・ツインシティーセントポール①
ミネアポリスの旅・ツインシティーセントポール②
  セントポールホテル!行きたかった...


ミネアポリスへ戻るため、メトロ(路面電車)の最寄り駅へ行ってもらう。韓国料理屋とアジア食材店を通り過ぎた時、ヒスパニック系のお兄ちゃんドライバーがここにあるよ、と笑顔で教えてくれた。あのう... わざわざUターンして駅のホーム近くに車を停車。去り際にプップーとクラクションを鳴らして手を振ってくれた。ええ人やぁ〜。今回の旅では、出会う人出会う人、感じの良い人ばかり。さすが全米一フレンドリーな都市と言われるだけある プリンスも居心地が良かったんだろうなぁ💜

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今回ウーバーのドライバーさん(主にアフリカ系とヒスパニック系)と話したことが意外と収穫で、その土地のことはタクシーの運ちゃんに聞くに限る!と改めて実感しました。後でまとめてご紹介しますね。ミネアポリスのこと、プリンスのこと、人種問題のこと、いろいろ話しました。

いい気分になったのもつかの間、駅のホームが反対方向のホームということに気がつき、少し歩いて(利用した駅は上りと下りが並列ではなく、ずらして配置されていた)行き先方向へ移動。

ホテルに戻り少し休憩🍀

軽食をつまんで、プリンスも常連だったというDakota Jazz Clubへいざ出発。目抜通りのニコレットモール(通り名)が大規模工事中でしたが、通れました。

Dakotaに行く前に、プリンスが若い頃に写真を撮った Schmitt Music Mural 
ダウンタウンには至るところに壁画があります
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若き日のプリンス💜 かわゆい
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やって来ましたDakota Jazz Club
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ニコレットモールが工事中のため、お店の入り口からは直接入れませんでした
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通りを曲がって、ビルの入り口から入店
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店内
ほとんど段差のないステージで、客席と近い!音楽チャージは35ドル位だったかな。ほぼ一律の料金設定。ランクを分けないのがいいですね
日本だとジャズクラブは敷居が高く、かしこまった雰囲気ですが、NYのブルーノートなんかもお店がこじんまりしていてテーブル間隔が狭く、ゴチャゴチャしているそうですね(友人談)。
構えず、リラックスして音楽を楽しむお客さん。さすが本場は違う

左側がステージ。どの席からもステージがきちんと見える
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カクテルメニューにラズベリーベレー・ベリーニ(自家製ラズベリーにスペイン・ワイン、ライム割り)を発見! もちろんオーダーしました。甘くて美味しかった❤️
他にもエイミー・ワインハウス(コーヒーリキュールベース)カインダ・ブルー(マイルス・デイヴィスの「Kind of Blue」から)などのカクテルがあります
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友人がお酒のツマミにポム・フリット(Pomme frit)を注文したところ、小さいバケツいっぱいのフライドポテトがボンと置かれ、二人で大爆笑  家畜のエサかっ!このようにアメリカでは一皿の量が多いので、注意が必要です。カクテルグラスも大きい!

演奏開始♪
ブルース&カントリー調のシンガーソングライター、Eilen Jewell(アイレン・ジュエル)の公演。歌唱力がすごい!もちろんバンドの演奏も上手い。アメリカは国土が広大なので、カントリーも一定のニーズがあります。アメリカ中のクラブを巡業するのでしょうね。
バンドとお客さんが気さくに声をかけ合う。いいなぁ、この雰囲気
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本場のライブを堪能しました。また来たいな
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【ご参考】
ファムの方が訪れた時の様子はこちら。プリンスの指定席は2階席だったようですね。カクテルメニューは季節ごとに変わるようです。Under The Cherry Moon🍷も飲んでみたいな♪
* リンク掲載はご了承いただいております
ミネアポリス Dakota Jazz Clubでイリアーヌ・イリアス トリオ♪
Dakota Jazz Clubにプリンス


再びMuralを通って、帰途へ
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フライデーナイト🎉ということで、バーには人が溢れていました。しっかし、ミネアポリスはバーが多い!夜の街だな
多くのバーにはテレビが置いてあり、飲みながら🍺スポーツ観戦を楽しむ人が多かったです。あるバーには大型テレビが4台あり、それぞれバスケットボール、野球、フットボール、アイスホッケーの試合中継を映していました(ウケた)。地元のチームを応援しているのでしょうね


ミネアポリスの夜は更けて...

明日はプリンスゆかりの地を周る予定です♪


(つづく)

(参考記事)
デルタ航空機内誌SKY 旅のブログ:スヌーピーの故郷、美しい川辺の街セントポール
 * セントポールの地図がダウンロードできるリンクが貼ってあります